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デルタ電子株式会社は、2026年4月1日に、三菱重工業株式会社と協力し、三菱重工の三原製作所(広島県三原市)におけるエネルギー管理の高度化に向けた技術検討を開始することを発表しました。本提携は、製造拠点におけるエネルギー運用の最適化を通じて、三菱重工が掲げる2040年までのカーボンニュートラル達成を支援する取り組みの一環としています。
デジタルツインとAIを活用した高度EMSの導入
今回の検討では、デルタ電子が有するIoT接続技術や蓄電池システム(BESS)、さらにはAIやデジタルツイン技術を用いた高度エネルギー管理システム(EMS)の活用が焦点となります。工場の稼働状況やエネルギー需要をリアルタイムで仮想空間上に再現するデジタルツインを用いることで、より精密な需給予測とエネルギー消費の最適化を図ります。これにより、電力コストの削減と生産効率の向上を両立させる次世代の基盤構築を目指します。
製造拠点における脱炭素モデルの構築と展開
三菱重工の脱炭素モデル工場である三原製作所を実証の場とし、エネルギーデータの分析やコンサルティングを通じて、製造現場特有の課題解決に向けた運用モデルの策定が進められます。デルタ電子は、これまで培ったエネルギー関連技術を統合し、複雑な電力網の制御や再エネ導入拡大に伴う調整力の確保をトータルでサポートする方針です。両社は、本プロジェクトを通じて得られた知見をもとに、国内外の製造業界における脱炭素化を加速させるソリューションの展開を視野に入れています。