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11060300 【データセンター再エネ自主調達】データセンターのUPSが街の電力網を救う、Microsoftが導入するグリッドインタラクティブ蓄電池システム

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環境省は、2026年3月、「データセンターによる再エネ利活用の促進に関するアニュアルレポート」を発行しました。この中で、データセンターの脱炭素化の好事例を紹介しています。

データセンターのUPSが街の電力網を救う、Microsoftが導入するグリッドインタラクティブ蓄電池システム

停電対策の設備をエネルギー供給源に変える逆転の発想

2030年までにカーボンネガティブを達成するという野心的な目標を掲げるMicrosoftは、データセンターの設備を地域電力網の安定化に活用する画新的なシステムを導入しています。

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通常、データセンターには停電時にサーバーを保護するための無停電電源装置であるUPSが大量に配備されていますが、これらは非常時以外には使われない待機設備でした。Microsoftは電力管理大手のEaton社と協業し、このUPSに内蔵された長寿命のリチウムイオンバッテリーをスマートグリッドと接続するグリッドインタラクティブUPSを開発しました。

これにより、バックアップ設備を地域のエネルギー供給網の一部としてアクティブに運用することが可能になりました。

再生可能エネルギーの弱点を補いグリッドの安定性を強化

太陽光や風力といった再生可能エネルギーは天候によって発電量が大きく変動するため、地域の電力網に不安定さをもたらす課題があります。グリッドインタラクティブUPSは、電力需要がピークに達した際や、クリーンエネルギーの発電量が低下した時間帯に、データセンターのバッテリーから電力網へ瞬時に電力を補填します。

これにより、化石燃料を使用する火力発電の稼働を抑えながら、社会全体の電力供給を安定させることができます。データセンターが単なる電力の大量消費施設から、地域のエネルギーバランスを整える巨大なインフラへと進化を遂げた、サステナビリティにおける革新的な取り組みです。