Search

22619000 【風力】函館市で新たな陸上風力計画が始動 インヴェナジー系事業者が環境影響評価方法書を公開

数値

函館寅沢ウインド合同会社は、2026年4月1日、「(仮称)函館寅沢風力発電事業 環境影響評価方法書」の公表および縦覧開始を発表しました。 北海道函館市で計画されている陸上風力発電事業について、環境影響評価法に基づく調査・予測・評価手法を整理したものです。

同事業は、米国系再生可能エネルギー開発事業者インヴェナジーの関連会社である函館寅沢ウインド合同会社が主体となって進める計画です。方法書では、騒音、低周波音、動植物、生態系、景観、風車のシャドーフリッカーなど、風力発電設備が周辺環境へ与える影響について、今後実施する現地調査や評価項目が示されています。

image

環境アセスメント手続きが本格化

環境影響評価方法書は、いわゆる「環境アセスメント」の初期段階に位置付けられる文書で、事業者がどのような調査を行うかを整理する役割を持ちます。今後は、住民意見や自治体意見を踏まえながら、現地調査や準備書作成へ進む流れとなります。

風力発電事業では、近年、景観影響やバードストライク、騒音などを巡る地域調整が重要性を増しており、北海道内でも環境アセスメントの長期化事例が増加しています。一方で、北海道は国内有数の風況を持つ地域でもあり、大規模な再エネ導入ポテンシャルが期待されています。

北海道で進む風力電源開発

函館周辺を含む道南地域では、陸上風力や洋上風力の開発検討が相次いでいます。再エネ電源の導入拡大はGX(グリーントランスフォーメーション)政策やデータセンター・産業向け脱炭素電力需要とも関連しており、今後は系統容量や送電網整備との連携も焦点となりそうです。

なお、函館寅沢ウインド合同会社は2026年5月20日、方法書および要約書の一部記載内容に誤りがあったとして、正誤表と更新版図書を公開しています。

出典:インヴェナジー・ジャパン 環境影響評価方法書公表

ニュース記事一覧へ>>