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22620100 【浮体式】鹿島とカナデビア、浮体式洋上風車基礎の複合構造設計手法で国内初の技術審査認証を取得

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鹿島建設株式会社とカナデビア株式会社は、2026年2月26日に、浮体式洋上風車基礎に採用する複合構造の設計手法を共同で確立し、一般財団法人日本海事協会(ClassNK)による「風車支持構造物技術審査」の認証を国内で初めて完了したことを発表しました。本手法は、鋼材とコンクリートを組み合わせたハイブリッドな構造体の安全性を客観的に証明するものとしています。

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複合構造の採用によるコスト低減と耐久性の向上

今回確立された設計手法は、浮体式基礎の部材に鋼とコンクリートの複合構造を用いることを前提としています。この構造は、従来の鋼製基礎と比較して、波浪や風荷重に対する疲労耐性に優れている点が大きな特徴です。また、コンクリートを活用することで材料コストの抑制を図りつつ、大規模な浮体構造物の量産化に向けた製作工程の効率化が期待されています。

国内外の洋上風力発電普及に向けた技術基盤の構築

技術審査では、ClassNKが定める最新のガイドラインに基づき、極値荷重や疲労荷重に対する構造強度の妥当性が検証されました。日本近海の厳しい気象条件においても、浮体式洋上風車を長期間にわたって安定稼働させるための計算モデルや評価基準が明確化された形となります。両社は、今後進展する大規模な洋上風力発電プロジェクトにおいて、本技術を基軸とした競争力のある基礎構造の提供を目指す方針です。

出典:浮体式洋上風車基礎で国内初となる認証が完了(鹿島建設株式会社)

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