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22619000 【風力】福島県で最大54.6MWの陸上風力計画 環境省サイトで「たびと中央ウィンドファーム」評価書を公表

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環境省の「環境影響評価情報支援ネットワーク」は、2026年4月、福島県いわき市で計画されている「(仮称)たびと中央ウィンドファーム」の環境影響評価書を事例情報として公表しました。

同事業は株式会社GFが進める陸上風力発電計画で、対象事業実施区域は福島県いわき市田人町の稜線上です。評価書によると、風力発電所の最大出力は54,600kWで、4,200kW級風力発電機13基を設置する計画となっています。環境影響評価法に基づく手続きとして、2026年1月30日に届出が行われ、同年2月16日には経済産業大臣による確定通知が出されています。

縦覧期間は2026年5月7日まで

今回公表された評価書は、環境影響評価手続きの最終段階に位置付けられる図書で、騒音、低周波音、景観、動植物、生態系などへの影響評価結果が整理されています。縦覧期間は2026年4月1日から5月7日までとされ、インターネット上でも公開されています。

環境影響評価制度では、配慮書、方法書、準備書、評価書という段階的な手続きを通じて、事業による環境影響を調査・予測・評価します。特に近年の陸上風力案件では、バードストライクや希少猛禽類への影響、景観変化、森林開発との関係が重要論点となるケースが増えています。

東北エリアで拡大する大型風力開発

福島県を含む東北エリアでは、風況条件を背景に大型陸上風力開発が相次いでいます。一方で、系統接続制約や環境アセスメントの長期化、地域合意形成などが事業化上の課題として指摘されています。

4MW超級の大型風車導入が進むことで、基数を抑えながら高出力化を図る流れも加速しており、国内風力発電市場では設備大型化と事業集約化が進展している状況です。

出典:環境省 環境影響評価情報支援ネットワーク

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