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30000000【社説】脱炭素とエネルギー安定供給の両立を

数値

世界におけるエネルギーセクターは今、2つの重要な課題に直面しています。

第一は、一層の再エネ電力の導入拡大を目指すことです。そのために、企業の温室効果ガス(GHG)排出量算定の国際基準である「GHGプロトコル」は、現在Scope 2ガイダンスの大幅な改定作業を進めています。

第二は、中東情勢に起因して、原油・LNGのサプライチェーンが滞り、電力の安定供給が危機に瀕していることです。このような中で、日本を含めたアジア諸国では、火力発電を含めた、電力システムや電力取引システムの見直しが議論されています。

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しかしながら、日本を含めたアジア諸国では、「再エネの一層の導入」と「火力発電を含めた現在のエネルギーミックスを全体とした安価で安定な電力供給の仕組みづくり」が別々に議論され、統合的な議論がなされていません。

今必要とされているのは、各国で異なる現状のエネルギーミックスを出発点として、脱炭素化と、安定で安価な電力の確保を統合的に達成する現実的な道筋を立てることです。

そこで、当社では独自の視点から、こうした課題の解決に向けた情報発信をしております。