数値
株式会社ダイヘンは、2026年6月17日、佐賀県武雄市の「武雄蓄電所」に蓄電池パッケージを納入したと発表しました。
武雄蓄電所は、エムエル・パワー株式会社、大阪ガス株式会社、JFEエンジニアリング株式会社、九州製鋼株式会社が出資する武雄蓄電所合同会社を事業主体として開発された系統用蓄電所です。九州製鋼佐賀工場内に設置され、JESCOエコシステム株式会社が設計・施工を担当し、2025年11月から商業運転を開始しています。
出力2MW・容量8MWhの系統用蓄電所
同蓄電所の定格出力は2MW、定格容量は8MWhです。ダイヘンはパワーコンディショナ、リチウムイオン蓄電池、受電設備、変圧器、エネルギーマネジメントシステム(EMS)を一体化した「蓄電池パッケージ」を供給しました。
系統用蓄電池は、再生可能エネルギーの出力変動を吸収し、電力需給のバランスを調整する役割を担います。特に太陽光発電の導入量が全国でも高い九州エリアでは、電力系統の安定化に向けた調整力確保の重要性が高まっています。
全国30件超の蓄電池案件へ展開
ダイヘンは、系統用蓄電池に必要な機器をパッケージ化して提供しており、九州を含む全国で30件を超える蓄電所案件へ納入実績を持つとしています。
国内では再生可能エネルギー導入拡大に伴い、需給調整市場や容量市場などで活用される系統用蓄電池への投資が拡大しています。同社は今後も蓄電池システム関連製品の販売を強化し、再エネの有効活用と電力系統の安定化に対応していく方針です。
出典:株式会社ダイヘン