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ポーラースター・エナジー株式会社は、2026年6月9日、100%子会社の合同会社蓄電所1号を通じて、2025年度第3回長期脱炭素電源オークション(LTDA)において、鹿児島県で計画する系統用蓄電池プロジェクトが容量確保契約事業者に選定されたと発表しました。

採択された案件は、系統連系容量40MW、契約容量36.7MW、蓄電容量240MWhの大規模蓄電池プロジェクトです。蓄電池には非リチウム系技術を採用し、6時間の連続放電が可能な長時間蓄電システムを導入する計画となっています。九州エリアでは太陽光発電の導入拡大に伴い出力制御が課題となっており、蓄電池による余剰電力の吸収や需給調整機能の強化が期待されています。
LTDA採択で蓄電池ポートフォリオを拡大
ポーラースターは2024年度の第2回長期脱炭素電源オークションでも2案件を落札しており、今回の採択を加えることで、長期容量収入契約の対象となる蓄電池プロジェクトは総計120MW超、約500MWh規模へ拡大しました。
同社は今後の開発案件に向けて、系統接続権や事業用地の確保も進めているとしており、国内における蓄電池事業基盤の強化を進めています。
長時間蓄電技術の導入が進展
今回の案件は非リチウム系蓄電池を採用する点が特徴です。国内の系統用蓄電池市場ではリチウムイオン電池が主流ですが、長時間蓄電ニーズの拡大を背景に、多様な蓄電技術への関心も高まっています。
6時間級の長時間蓄電設備が導入されることで、再生可能エネルギーの出力変動対策や太陽光発電の出力抑制低減、電力系統の柔軟性向上への貢献が見込まれます。長期脱炭素電源オークションを活用した蓄電池開発は今後も拡大するとみられ、国内のエネルギー転換を支える重要なインフラ整備の一つとなりそうです。