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中部電力ミライズ株式会社は、2026年6月1日、豊田通商株式会社と共同で開発したトヨタグループ向けの新たなCO2フリー電気メニューの提供開始を発表しました。トヨタグループ企業である東海理化の取引先企業12社へ供給を開始し、サプライチェーン全体の脱炭素化を支援します。
グループ保有の風力発電由来環境価値を活用

本メニューでは、豊田通商グループのユーラスエナジーホールディングスが九州地方で保有する風力発電所由来の環境価値を活用します。中部電力ミライズが環境価値を調達し、非化石証書を組み合わせることで、実質再エネ100%かつCO2排出ゼロの電力として供給します。
再エネ発電所を新設する一般的なオフサイトPPAとは異なり、既存の再エネ電源を活用することで、導入までの期間短縮と柔軟な契約条件を実現しています。
最大5年契約で導入しやすい仕組み
本サービスの契約期間は最大約5年間です。通常20年程度となるオフサイトPPAと比較して短期間で利用できるため、脱炭素目標や事業計画に応じた導入がしやすい特徴があります。
今回導入する東海理化のサプライヤー12社では、本メニューの活用により年間約2,219トンのCO2排出量削減が見込まれています。算定には中部電力ミライズの2024年度調整後排出係数が用いられています。
サプライチェーン全体で脱炭素を推進
近年はScope3排出量の開示要請が強まり、自社だけでなく取引先を含めたサプライチェーン全体での排出削減が求められています。今回の取り組みは、トヨタグループが保有する再エネ由来の環境価値をグループ内外で活用することで、製造業サプライチェーンの脱炭素化を進める事例となります。
既存再エネ電源を活用した環境価値の循環モデルとして、自動車産業以外への展開も期待されそうです。
出典:中部電力ミライズ株式会社