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11070000 【AI投資にブレーキ?】米Forrester、企業AI投資の4分の1延期 ROI重視で「生成AI選別」進む

数値

米調査会社Forresterは、2025年10月28日、2026年のテクノロジー・セキュリティ予測を発表しました。

発表:https://www.businesswire.com/news/home/20251028641086/en/Forresters-2026-Technology-Security-Predictions-As-AIs-Hype-Fades-Enterprises-Will-Defer-25-of-Planned-AI-Spend-to-2027

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レポートでは、生成AI(GenAI)市場が「期待先行」から実利用重視へ転換局面に入ると分析しています。Forresterによれば、AI投資の効果を企業の財務成長へ直接結び付けて説明できる意思決定者は3分の1未満にとどまっており、企業はROI(投資利益率)を重視した投資判断を強める見通しです。

その結果、2026年には企業が計画していたAI投資の25%が2027年以降へ延期される可能性があると予測しました。特に、実運用まで到達しないPoC(概念実証)案件の整理が進み、CFO主導で投資選別が進むとみられています。

AIブームから「収益性検証」の段階へ

生成AI市場では、2024年以降、大規模言語モデル(LLM)やAIエージェントへの投資が急拡大してきました。一方で、企業側では導入コスト増加やGPU不足、データ整備負荷などが課題になっています。

Forresterは、AIベンダー側の過度な期待形成と、実際の業務成果とのギャップが広がっていると指摘しています。特に、データセンター投資やクラウド利用料増加に伴い、AI活用による電力消費やインフラ負荷も経営課題として浮上しています。

また、AI活用は単純なチャットボット導入から、業務プロセス自動化、ソフトウェア開発支援、セキュリティ運用など、より具体的な用途へ移行すると予測しました。

「AI疲れ」後に残る企業が次段階へ

Forresterは、2026年以降の市場では、短期的な話題性ではなく、実際に収益改善や生産性向上を示せる企業が優位になるとの見方を示しました。

企業では今後、AIモデル性能だけでなく、データ品質、ガバナンス、エネルギー効率、既存システム統合などを含めた総合的な運用能力が問われる可能性があります。

出典:Forrester’s 2026 Technology & Security Predictions: As AI’s Hype Fades, Enterprises Will Defer 25% of Planned AI Spend to 2027

https://www.businesswire.com/news/home/20251028641086/en/Forresters-2026-Technology-Security-Predictions-As-AIs-Hype-Fades-Enterprises-Will-Defer-25-of-Planned-AI-Spend-to-2027

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