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東京ガス株式会社と成田国際空港株式会社(NAA)が共同出資する成田エアポート・エネルギー株式会社は、2026年3月30日に、成田国際空港内において新中央受配電所「Central Power Substation(CPS)」の起工式を執り行い、着工したことを発表しました。本施設は、成田空港の機能強化に伴う電力需要の増加に対応するとともに、脱炭素化を推進する基幹インフラとして建設されるとしています。

災害に強い分散型エネルギー拠点の構築と電力安定供給
新受配電所CPSは、空港全体の電力供給の信頼性を向上させるために設計されました。大規模な地震や浸水などの災害を想定した高度な防災性能を備え、既存の受配電ネットワークと多重化を図ることで、万が一の際にも空港機能を維持できる体制を構築します。また、最新の電力制御システムを導入することで、複雑化する空港内の電力需給をリアルタイムで最適化し、安定した電力品質を維持する仕組みとしています。
2050年カーボンニュートラル実現に向けたエネルギー転換
本プロジェクトは、成田空港が掲げる「サステナブルNRT2050」の実現に向けた重要なステップと位置づけられています。CPSには将来的な再生可能エネルギーの大規模導入や、水素エネルギーの活用を見据えた拡張性が確保されています。東京ガスグループが持つエネルギーマネジメント技術を投入し、空港全体のCO2排出量削減とエネルギー効率の最大化を両立させることで、世界最高水準の環境性能を持つ空港インフラの構築を目指す方針です。
出典:成田国際空港 新中央受配電所「Central Power Substation」の着工について(東京ガス株式会社)