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23900900 【原子力関連技術】IHI、2040年に向け安全保障や新エネルギー事業への投資拡大を発表

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IHIは、2026年5月8日、2025年度(2026年3月期)決算説明会において、2040年の長期ビジョンとそれへ向けた中長期ロードマップを発表しました。地球環境の変化や地政学リスクに対応するため、経済や国家、エネルギーの安全保障に関わる分野を成長の軸に据える方針です。

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成長に向けた3つのフェーズを展開

同社は2040年までの道のりを3つの段階に区分しています。2026年度から2028年度までの「フェーズ1」では、成長領域への先行投資と財務基盤の強化に注力する構えです。3か年で累計6,500億円の投資額を計画しています。

続く2029年度から2031年度の「フェーズ2」で営業利益や営業キャッシュ・フローを大幅に拡大させ、2032年度以降の「フェーズ3」でフリー・キャッシュ・フローの最大化を目指すというシナリオを描いています。

航空・宇宙やクリーンエネルギーの拡大

主要な事業ドメインの戦略として、エアロスペース分野では民間航空エンジンの供給能力拡大や、防衛および宇宙インフラの成長を狙います。エネルギー分野では、次世代革新炉向けの機器供給などの原子力事業、および燃料アンモニアのバリューチェーン構築を2大柱として推進します。

最終段階となるフェーズ3の経営指標として、売上収益の年間平均成長率5%以上、営業利益率15%以上、3か年累計営業キャッシュ・フロー1兆円以上、ROIC13%以上の達成を掲げ、持続的な高成長ステージへ移行する計画としています。

出典:株式会社IHI「2025年度(2026年3月期)決算説明会 中長期の方向性/経営概況 - 中長期に向けたロードマップ」

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