JERA Cross株式会社は令和8年4月17日、JERAと日本野球機構セントラル・リーグ(セ・リーグ)による共同プロジェクト「灯セ、みんなで。」の一環として、クリーンエネルギーを活用した冠試合等の支援を本格的に開始したと発表しました。
本支援では、2026年シーズンに開催される「JERAクリーンエネルギーで灯セ、ナイター」などの試合において、スタジアムで使用される電力を実質再生可能エネルギーへ置き換える取り組みを推進します。スポーツイベントを通じた脱炭素社会の実現に向け、先進的なエネルギーソリューションを提供するとしています。
トラッキング付非化石証書の活用による脱炭素化の推進
JERA Crossが提供する支援の核となるのは、24時間365日の電力需要に合わせて再生可能エネルギーを供給する「24/7カーボンフリーエネルギー」の知見です。今回のナイター開催にあたっては、トラッキング付非化石証書等の環境価値を適切に組み合わせることで、試合運営に関わる電力を実質的にクリーン化します。
単なる環境価値の付与にとどまらず、どの発電所から由来するエネルギーであるかを明確にすることで、エネルギーの透明性を確保します。これにより、プロ野球という多くの観客が集まるエンターテインメントの場において、脱炭素への取り組みを身近に感じてもらう機会を創出します。
スポーツの熱狂と環境保護を両立する「灯セ、みんなで。」プロジェクト
「灯セ、みんなで。」プロジェクトは、JERAとセ・リーグが手を取り合い、野球界の持続可能な発展と地球環境の保護を目的として始動しました。JERA Crossは、その技術的パートナーとして、各球団の本拠地球場で行われる特定試合のエネルギーマネジメントを担います。
スタジアムの照明や空調、大型ビジョンなどで消費される膨大な電力をクリーンエネルギーに転換する試みは、大規模施設におけるカーボンニュートラル実現のモデルケースとなります。ファンの熱気はそのままに、環境負荷を最小限に抑えた新しい試合観戦スタイルの定着を目指しています。
「24/7カーボンフリーエネルギー」の普及に向けた取り組み
JERA Crossは、今回のスポーツ支援を通じ、企業や団体が事業活動全体でカーボンフリーを目指すためのソリューションをさらに強化していきます。スタジアムのような複雑な需給バランスが求められる現場での支援実績は、今後の商工業分野への展開においても重要なデータとなります。
今後も同社は、供給される電気の価値を可視化し、顧客の脱炭素化ロードマップに合わせた最適なエネルギーミックスを提案し続けます。スポーツの枠を超え、社会全体のエネルギー転換をリードする役割を果たすことが期待されています。
