SUBARUは2026年2月4日、群馬製作所 矢島工場において、同社初となる自社開発・生産のバッテリーEV(BEV)のラインオフを発表しました。同社は長年培ってきた「混流生産」の技術をさらに深化させるため、2025年8月から矢島工場の生産ライン改修に着手しており、このほど計画通りに工事が完了しました。これにより、既存の内燃機関(ICE)車やハイブリッド車(HEV)とBEVを同一のラインで組み立てる高度な生産体制が整い、グローバル展開モデルの本格的な自社生産がスタートしました。
トヨタとの共同開発第2弾となる新型BEV「トレイルシーカー」
今回、矢島工場で生産が開始されたのは、新型BEVの「トレイルシーカー」です。本モデルは、SUBARUとトヨタ自動車株式会社が共同開発したグローバルBEVラインアップの第2弾にあたります。2005年から始まった両社の提携は2025年に20周年という大きな節目を迎えましたが、今回のラインオフは、開発やサプライチェーン、生産領域における両社の協業が一段と深まったことを象徴する出来事といえます。
柔軟な生産体制で市場の需要変動へ対応
SUBARUは、モノづくりにおける柔軟性を徹底して追求しています。ICE車からBEVまでを同一ラインで製造する高効率な生産方式を確立することで、世界的な電動化の進展や市場の需要変動に対して、迅速かつ柔軟に対応できる体制を構築しました。これにより、開発効率の向上と企業競争力のさらなる強化を図る方針です。同社は、電動化領域における知見と伝統的なモノづくりの技術を融合させ、次世代のモビリティ社会への適応を加速させています。