ポート株式会社は、2026年4月17日、これまで検証を進めてきた系統用蓄電所事業へ本格的に参入することを発表しました。同社はすでに群馬県内の3カ所で蓄電所の稼働を開始しており、市場取引の実績が順調に推移していることから、事業の拡大を本格化させる方針です。
既存事業との相乗効果と収益基盤の強化
系統用蓄電所は、電力系統に直接接続し、需給バランスの調整や余剰電力の貯蔵を担うインフラです。今回の参入により、取引先である電力事業者の調達支援を強化するとともに、ストック性の高い収益源を確保することで、事業ポートフォリオの安定化を図る狙いがあります。
最大40億円規模の投資と今後の展開
2027年3月期に向けた具体的な計画として、新たに最大10カ所程度の蓄電所開発を目指しています。これに伴う資金調達として、グリーンローンにより最大約40億円程度を確保し、蓄電池の購入や施工資金に充当する予定です。同社は、2030年までに大幅な拡大が見込まれる国内の系統用蓄電池市場を見据え、グリーンエネルギー専門部署による運営管理体制を構築していく方針としています。