Moplus株式会社は、2026年3月31日、千葉県より受託した「公用車EVカーシェアリングモデル事業」を2026年4月1日から開始することを発表しました。
本事業は、香取合同庁舎に配備された軽EV(日産サクラ)および普通EV(日産リーフ)を、平日は公用車として、土日祝日は住民や観光客向けのカーシェアリングとして活用するものです。
EVカーシェアリングには先行企業が複数存在しますが、この事業の特徴は、車両管理や貸出運営の専門ノウハウを持つ日産カーレンタルソリューションが参画し、実用性の高い運用体制を構築している点にあります。
無人で行われるカーシェアリングにおいて、車両のコンディション維持や清掃、事故対応といった現場のオペレーション能力は、事業の継続性を左右する大きな要因となります。既存のレンタカー事業者が持つ管理体制をEVカーシェアに融合させることで、より安定したサービス提供が期待されています。

遊休資産の活用によるN対Nのモビリティ供給
公用車の稼働率は、一般的に平日の日中に集中し、夜間や休日は遊休資産となる傾向があります。これを一般利用者に開放することは、限られた車両台数でより多くの需要(公務、生活移動、観光)を満たす「N対N」の効率的なモビリティ供給モデルを形成します。
特に大規模な駐車場や拠点の確保が難しい地方自治体において、既存の庁舎駐車場をステーションとして活用する手法は、インフラ整備コストを最小化しつつ、分散型の移動拠点を作り出す有効な手段です。また、観光客にとっては、公共交通機関を補完するラストワンマイルの移動手段として機能し、地域全体の交通最適化に寄与します。
車両の利用データやニーズの分析を通じて、将来的な車両配置の最適化や、地域内での効率的な車両循環のあり方を検証することが本モデル事業の大きな目的となっています。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000161505.html