三井不動産は、フル電動旅客船「Nihonbashi e-LINER」の定期運航を発表しました。2026年4月26日より日本橋と豊洲を結ぶ航路で運航を開始します。
日本橋・豊洲間を電気推進で結ぶ新航路
今回のプロジェクトは、民間企業によるフル電動旅客船の定期航路としては国内初の事例となります。運航主体は観光汽船興業が担い、三井不動産は船主として関与します。同船は化石燃料を使用しない電気推進システムを採用しており、航行中の二酸化炭素排出量を抑えるとともに、静粛性の向上を図っています。

運航開始に合わせ、2026年4月26日から5月31日までの期間、就航記念のキャンペーンが実施されます。利用者はウェブサイト「東京舟旅」を通じて、事前予約や乗船券の購入が可能となっています。
都市インフラとしての舟運活用を推進
同社は、2026年1月から始動した舟運プロジェクトを通じて、水辺空間を活用した新たな移動手段の構築を目指しています。従来の鉄道やバスに加え、河川や運河を交通ネットワークとして活用することで、都市の回遊性を高める狙いがあります。
今般導入される「Nihonbashi e-LINER」は、環境負荷の低減と都市部の移動の質を両立させるモデルケースとして位置づけられています。将来的には、こうした電動船の導入が水上交通における脱炭素化を加速させる契機になると予測されています。
出典:https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2026/0415_01/