日産自動車とEV充電インフラの構築を手掛けるユアスタンドは2026年4月8日、マンションなどの集合住宅における電気自動車(EV)用充電設備の導入を加速させるため、全国規模の業務提携を締結したと発表しました。
集合住宅における「充電の壁」の解消を目指す
今回のパートナーシップは、戸建て住宅に比べて導入ハードルが高いとされる集合住宅の充電環境を整備することが目的です。両社は4月16日より、管理組合や所有者への合意形成支援から、実際の機器設置、運用開始後のアフターフォローまでを包括的にサポートする取り組みを開始します。
集合住宅では、配線工事のコスト分担や受益者負担の明確化が課題となるケースが多いですが、ユアスタンドが持つ独自の運用ノウハウと専用アプリによる管理システムを活用し、これら障壁の解決を図ります。
日産EVユーザーへの限定特典を提供
本提携に合わせ、日産車を所有するユーザー向けの優待施策も盛り込まれました。新たに設置された設備において、日産のEVオーナーがユアスタンドの専用アプリを利用して充電を行う場合、通常は月額825円(税込)必要となるアプリの定額利用料が無料となります。
これにより、ランニングコストを抑えた運用が可能となり、これまで自宅充電の確保が困難でEV購入を断念していた層の需要を掘り起こす狙いです。国内EV市場をリードする日産と、設置実績を伸ばすユアスタンドがタッグを組むことで、カーボンニュートラル社会に向けた基盤整備が一段と進むことが期待されています。