東京ガス株式会社は、2026年4月20日、神奈川県横浜市に位置する扇島LNG基地の「4号地下式LNGタンク」が、世界最大の地下式LNG貯蔵タンクとしてギネス世界記録™に認定されたことを発表しました。
今回の認定は、清水建設株式会社および株式会社IHIプラントとの連名で取得されました。対象となったタンクは25万立方メートルの容量を誇り、2026年3月26日付で「Largest in-ground LNG storage tank」として正式に登録されています。
国内エネルギーインフラを支える巨大貯蔵設備
認定を受けた4号地下式タンクは、都市ガスの原料となる液化天然ガス(LNG)を安定的に貯蔵するために建設されました。地下式タンクは、地上式と比較して景観への影響が少なく、地震などの災害時における安全性や土地の有効活用の面で利点があるとされています。
同基地は首都圏へのガス供給における中核的な役割を担っており、25万立方メートルという巨大な貯蔵容量の実現は、国内のエネルギーセキュリティーを強化する象徴的な事例であるとしています。
建設技術の粋を集めた大規模地下構造物
地下式LNGタンクの建設には、超低温(マイナス162度)の状態を維持するための断熱技術や、大規模な地下空洞を維持する土木・建築技術の高度な融合が求められます。
今回の記録認定は、設計から施工に至るまでの精密な技術管理の結果が国際的に認められた形です。世界最大規模のタンクが稼働することで、需要変動への対応力向上や効率的な基地運用が可能となり、次世代のクリーンエネルギー社会を支える重要基盤として機能することが期待されています。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001416.000021766.html