東京電力エナジーパートナーは、2026年4月1日より、特別高圧および高圧の新標準メニューにおける料金体系や供給条件を発表しました。今回の見直しは、2024年4月から導入されている「ベーシック」「市場調整ゼロ」「市場価格連動」の3プランを対象に、直近の電源調達状況や市場動向を反映させることを目的としています。
燃料費調整および市場価格調整の算定諸元を刷新
今回の改定では、当社の電源構成や販売電力量の最新データを基に、燃料費調整および市場価格調整の算定諸元が更新されます。特に燃料費調整については、電源調達構造の変化に合わせ、平均燃料価格の算定期間が見直されます。
具体的には、各月における燃料費調整単価を、1カ月間の貿易統計価格に基づいて算出する方式となります。料金への反映時期は計量期間の始期によって異なり、毎月1日始期の場合は公表当月分、それ以外の場合は公表翌月分の料金に適用される仕組みです。
基本料金の引き下げと電力量料金の引き上げ
料金プラン別の見直しとして、「ベーシックプラン」および「市場調整ゼロプラン」では、基本料金単価を従来よりも低く設定する一方で、使用量に応じた電力量料金単価を高く設定する構造にシフトします。これにより、電力消費量が多いユーザーへの影響が変化する見通しです。
一方、「市場価格連動プラン」についても、市場価格調整の算定諸元見直しに伴って電力量料金単価が改定されます。あわせて、供給開始前年度に解約する場合の期中解約金について、従来の基本料金10%から5%へと負担を軽減する措置も盛り込まれました。
ブレンド契約における運用ルールの変更
自家発電設備の補給用電力を供給する「ブレンド契約」については、託送供給等約款との整合性を確保するため、運用が一部変更されます。ピークロード電力を使用する際には、事前に当社への使用通知が必要となります。
なお、今後の新規申し込みについては、供給可能な電力量の上限に達した時点で「市場価格連動プラン」以外の受付が終了となる可能性があります。関東エリア内外で専用の申込フォームが用意されており、契約者には順次書面での案内が開始されています。
出典:https://www.tepco.co.jp/ep/corporate/plan/new-standard/index-j.html