福島県浪江町は2026年4月16日、民間企業2社と共同で地域エネルギー会社「株式会社なみえミライエナジー」を設立し、町内の公共施設への電力供給を開始したと発表しました。
公共部門のCO2削減目標を5年前倒しで達成
新会社は浪江町、株式会社ミライト・ワン、株式会社タクマエナジーの3者が出資して誕生しました。本年4月1日より、浪江町役場や「道の駅なみえ」を含む町内14箇所の公共施設において、再生可能エネルギー100%電力への切り替えを実施しています。
この取り組みにより、2024年度実績で約943トンに上っていた対象施設の二酸化炭素(CO2)排出量は実質ゼロとなる見通しです。町が掲げる「2030年度までに公共部門の排出量を1,000トン以下に抑える」という目標を、5年前倒しで達成できる公算となりました。
エネルギーの地産地消で復興と脱炭素を両立
なみえミライエナジーは、エネルギーの地産地消を通じて地域経済の循環を促し、持続可能な復興まちづくりを担う事業母体として期待されています。今後は公共施設への供給に留まらず、町内の民間企業や家庭への供給拡大、さらには地域電源の開発なども視野に入れています。
浪江町は「ゼロカーボンシティ」の実現に向け、復興と脱炭素を両輪で進める方針です。地域密着型のエネルギー事業を本格化させることで、環境負荷の低減と地域産業の活性化を同時に図る、先進的な自治体モデルの構築を目指します。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000169811.html