株式会社濱田屋商店およびハマックス株式会社(以下、濱田屋グループ)と、九電みらいエナジー株式会社は、大型陸上風力発電所を活用したオフサイトコーポレートPPA契約を、2026年4月1日に締結したと発表しました。
この契約に基づき、同日より濱田屋グループの工場への電力供給が開始されました。大型の陸上風力発電設備を利用したオフサイトPPAは両者にとって初の取り組みであり、固定価格買取制度(FIT)からFIP制度への移行を伴う先進的なモデルとして運用されるとしています。
FIP制度への移行による「唐津・鎮西ウィンドファーム」の活用
電力の供給源となるのは、九電みらいエナジーが佐賀県唐津市で運営する、県内最大規模の風力発電所「唐津・鎮西ウィンドファーム」です。本契約に際して、同発電所の販売形態をFIT制度からFIP(フィードインプレミアム)制度へと切り替えています。
発電された電力のうち年間約50万kWhが、小売電気事業者である九州電力株式会社を経由し、濱田屋グループの計4工場(長崎工場および佐世保市内の3工場)に長期間提供されます。九電みらいエナジーにとってFIP制度へ移行した発電所は今回で2件目となり、再エネ電源の自立化を促す取り組みの一環として位置づけているとしています。
CO2排出削減と再エネ自給率の向上に向けた効果
今回のPPA導入により、濱田屋グループでは年間約200トンのCO2排出量削減を見込んでいます。これにより、同グループの再生可能エネルギー自給率は約30%に向上する見通しであり、脱炭素経営を加速させる具体的な成果として期待されています。
90年以上の歴史を持つボルトナットメーカーである濱田屋グループは、製造プロセスにおける環境負荷低減を重視しています。風力というクリーンなエネルギーを長期的かつ安定的に調達することで、企業価値の向上と持続可能な社会の実現に貢献していく方針としています。
出典:https://www.q-mirai.co.jp/files/optionallink/00000648_file.pdf?1776387577